(※閲覧注意)LIVE A LIVEリメイク  とあるBGMについてひたすら好きであるところを語る(ネタバレに近いものがあります)

  ※注意※

このブログはある程度のゲーム用語・知識を理解されている方向け前提で進めております。
全くゲームに興味がない方、触った事などがない方には非常に読みにくい恐れがあります。
また、ネタバレ要素などが含まれる部分がありますので、ご了承の上お読み下されば幸いです。




LALリメイク、本編ではなくリメイクBGMについてただただひたすら個人的に語る回です。

尚、本編感想の中に出した

現代編-KNOCK YOU  DOWN!
西部編-WANDERER
原始編-Kiss of Jealousy、
幕末編-3曲
近未来編-Wait for Truth,ブリキ大王
功夫編-老拳師下深山、鳥児在天空飛翔 魚児在河里游泳
SF編-Unseen Syndrome
及びMEGAROMANIA
については大まかにそれぞれで書いてるので深堀しませんが、

めちゃくちゃネタバレに近いものがありますので、お気をつけ下さい。


以下、本題です

「LALで一番好きな曲は何ですか?」と聴かれたとき、皆さんパッとすぐに挙げられますでしょうか。私は無理です。

ネット等でよく見かけるのはやはり「MEGAROMANIA」が一番多い印象です。
次点で「凛然なる戦い」「届かぬ翼」「鳥児在~」あたりでしょうか。

その後に「密命」「KNOCK YOU DOWN!」など、各章のメインテーマやら戦闘曲やら。


その中で、「あれ?あんまりこれ触れられないよな…」と思いながら
個人的には小学生の時、あまりに強烈に印象に残りながら(トラウマ)、同時に物凄く好きで好きでたまらない曲があります。

本編記事ではほぼ一切触れなかったのは、今回この曲について語ろうと思っていたからです。

そう、ほぼ全編に登場し、皆大好き『MEGAROMANIA』の前に流れる(流れない章もありますが)あの曲。

『魔王オディオ』です。

この曲、流れる時本当ゾワッとするんですよね。
不気味というか、単純に敵の悪意に直接触れた瞬間に流れるので。
なんかもう、いかにも悲壮感漂う感じの、「アー終わりだ勝てねえわコレ」感が漂うやつ。

私は割とバッハとかヴィヴァルディ系の古典クラシックが好きなんですよ。
めちゃくちゃ有名な小フーガ ト短調(BWV578)は勿論、パッサカリアとフーガ ハ短調(BWV582)やヴィヴァルディなら調和の幻想(Op.3協奏曲10番ロ短調 RV580)等々。

分かりやすく短調を挙げたのは、まあ、魔王オディオもそういう系統だからなんですが。

好きなんですよ。
めちゃくちゃ荘厳で威圧的な感じのやつ(永遠に治らない中二病)。
クラウザー戦でレクイエムが流れるのとかもめちゃくちゃ好きです。


ですのでリメイクでも当然めちゃくちゃ期待してましたし、実際想定通りのリメイクがお出しされたけれど、
「あれ?迫力強めに出すかなーと思ったら真っ当な正統派アレンジだな…淡々とした感じが良いけどこの後(MEGAROMANIA)を考えたらちょっと控えめ…?」
と思いましたらですね。

見事にやってくださいましたね。
詳しくはかけないんですが、
ええ、もう、本気で

「やられた!!!!」ってなりました。

もう正に、自分が求めていた最高のアレンジがお出しされました。

これの何が良いって、通常版だと淡々とした悪意なのに対し、もう今までの積もり積もった集大成なんですよね。各地に散らばる憎悪の集大成です。


元々ライブアライブ自体、舞台劇調に作られているんですが、これに関してはもう完全に歌劇(オペラ)の域です。


しかも初回やってる時、音量やら音質やらめちゃくちゃ拘ってからプレイを始めた甲斐もあって、最高過ぎて鳥肌がゾワッゾワ来ました。

何なんだもうこの全力さ加減、意味が分からなすぎる。


そして魔王オディオに付随してもう一つ、LALには通常3つのED以外にもう一つ欠かせないEDがありますが。

もうまずね。
人それぞれなのは解っているのですが、(SAD含む)通常エンド、真エンディング到達する前に、何よりもまず先にこのEDを聴くべきなんだよと思いたくなります。

最終戦争、メギドの丘、終末、破滅。

私、LALのこのEDほんっとうに好きで、何なら真エンドの次に好きです。

話は少しそれますが、私の好きなゲームの一つに真・女神転生というスーパーファミコンのゲームがありまして。
私の一番好きなEDであり一番最初に(なにも見ずに)到達したのがニュートラルエンディングでした。
行き過ぎた平等も行き過ぎた本能も、どちらも等しく切り捨てる、最早人間(生物)とは呼べない境地。

そう。
この、争いの果てに全てが無に帰す無常観とカタルシス(浄化)。

良いも悪いも全部がなくなってどうでもよくなるこの感覚。


このED曲に関しては、目を瞑ってただ聴いて欲しい。

最後に残るのはただ風の音と、鳴り響く鐘。

この虚無感とカタルシス感が混在するのがたまらない。

何よりこのEDへの到達の道が自分で選べるのも良いし、挫けた時に流れるのも良い。

ただ、めちゃくちゃ惜しいのはリメイクのサントラでは最後の余韻まで入ってないんですよ。
これに関してだけ言うならば、2012年に発売されているSFC原曲が最高です。

なので是非、プレイして最後まで聴いて欲しい。
(私はこれの為に別途セーブデータ残してあるくらいには定期的に終末に向かいます)

2022年にこれが出来る嬉しさ。
これが聴ける嬉しさ。

一種の破滅願望というのでしょうか、そういう衝動に駆られたときは是非お勧めです。(普通はない)

勿論真エンディングが最高に一番好きなのは大前提なのですが、
このEDを聴いた後のLive for Liveの感動は更に強くなると思います。


MEGAROMANIAも勿論好きなのですが、個人的には「魔王オディオ」あっての「MEGAROMANIA」でして、
直前まで叩きのめされた末に立ちあがる…という王道少年漫画的な上昇気流があってこその感動だと思っているのでこの二つはセットで聴きたいなあ…。

いやもうこの2X年の間で思い出が詰め込まれ過ぎてて、MEGAROMANIAが流れたら無理やりでもテンションが盛り上がってしまう体になってるんですけども。

MEGAROMANIA聴いて感動しないとか無理だし…(クソ拗らせオタク)

というわけで、本編感想ではちょっと書けないのでこちらでこっそり書かせて頂きました。
まあ、内容については直接触れないからセーフ…ということで許して貰えますかね。

駄目そうなら消します。


皆さんもプレイして是非、改めて聴いてみてください!!!


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