LIVE A LIVE自作ファンアート詳細


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また、まとめサイト等への引用を厳禁いたします。
※めちゃくちゃネタバレ要素があります。

※頑張った自分を褒める為だけの捕捉記事です。




ライブアライブ28周年企画に出したFAの詳細についてです。

個人的に色んなゲームや漫画などの二次創作イラストはちょこちょこ描いてるんですけど、LALだけは片手で数えられる程しか描いてませんでした。

今まで自分の中でLALを神聖化しすぎて、なかなか描けなかったんです。

でも、今回のリメイクを通して今までずっと溜まりに溜まってきた「LALが好き!」という気持ちで溢れてしまって、じゃあもうお祭りに参加しなくては!と。
この素晴らしいリメイクが発売された28周年という節目、肝心なお祝い年に参加できないのは悔しいですので。

ただ、締め切り一週間て。鬼か悪魔かその姿。

とはいえ自称古参ファンとして全員どこまでも手を抜くわけにはいかない(自分の中だけの問題です)。

だってこれ、ファンイラストだから。
古参ファンを自称する以上、長年の敬意を忘れるわけにはいかない。

なので今回、「やったろーじゃん!」と今の自分にできる限りの全力を詰めました。

LALファンの人たちって皆そうなんじゃないかな…って勝手に思ってます。
タイムライン眺めてるととんでもなく滅茶苦茶神がかった力作素敵イラストばっかりで、『こんなに沢山LAL愛が詰まった方々が沢山いらっしゃる!!』という感動

皆すげーな…もうこれ別に自分が描かなくても良いんじゃ…?と何度も思いましたが、それはそれ。参加する事が大事だと思いましたので、決意した次第です。

考えて見れば、常に何かしらLALに関して発表されたときだったりという節目に対して『描きたい!』ってなった時以外、LAL絵って描いてないな。
自分にとってLALはどうしてもそれだけ熱がこもってしまうし、そうでなければ描けませんでした。

最早どれだけ狂信者なんだ、と自分でも呆れる位にはLAL狂信者です。
なので、LALに関してはどちらかと言えばイラストを描くよりも前回までのブログのとおり「LALのここが好き!」と語る方が好きです。
素敵なイラスト・作品は実力のある方々が描いて下さいますし、きっと今後も沢山描いて下さるだろうし…(事実と願望)楽しみで時間があるとTwitterのタイムラインずっと眺めてます。
そして拙作にもいいねとRTをして下さった皆様方、本当にありがとうございます。めちゃくちゃ嬉しいです。

本当にいい時代にリメイクして下さった。
延々と言い続けますが、LALに関わる全ての方に感謝しかないです。


という訳で、以下本題です。




実はTwitterに上げたものは解消度を2/3ほど下げているので、100%だとこの大きさになります。
(興味を持ってこのブログを見て下さった方のみ公開という感じです)
※ついでにロゴ・セリフを外した上で更に色々ちょっとだけ修正したバージョンです。




実はちょこちょこ小ネタ入れてみたのですが、多分伝わりづらいだろうな…と思いそれぞれ個人的に、特に拘った部分を切りだしてみようかと。

因みに下書きの時点ではこんなでした↓




当初はリーが幹部たちをまとめてるような感じにしたかったり、
尾出城の天守閣なんて描く気なんてなかったり、実はからくり丸がいたり、逆にいなかったのが増えてたり、色々変わってます。


以下、捕捉になります。




・功夫編(リー及び背景)



誰だよこんなめちゃくちゃ凝った銅鑼作ったの!!!!!(憤りと感謝)

SFCからかなり変わったと言えば、義破門最奥の部屋ですよね。滝も流れていかにも偉そうな人たちが集合している感が増した…っていうかまあメインの銅鑼ですけども。
因みにリーの椅子も壊れることを想定して豪華になってます。映画かな?っていうかもう劇場版ですよね、このリメイク。
一番印書に残りやすいブリキ大王も勿論そうなんですけど、背景・小道具に関しても作りこみやばすぎますよリメイクドット班の皆様!神しかいねえ!

で、この時リーを描くにあたって資料集めに各編で残してあるセーブデータをロードしてスクショ祭りを始めたんですが、(結局龍の服・小手周回して普通にプレイを楽しんでました)
『実はリーって作中(画面上で)1度しか背中を見せない』
という事に気が付いたんですよ。
その1回が老師の旋牙連山拳のために気合い入れるところ。
この時点で舐め腐ってる弟子には思いっきり背を向けて老師に注目するんですが、戦闘に入るとまた(体を捻って意地でもプレイヤーに)背中を見せないリー。

「軽々しくリーの背中を描いてはいけないな…」と自分の中で思い急遽変更しました。

そしてアングルが変わった代わりに追加された銅鑼と椅子と柵。寧ろ描く物が増えてる…。

しかもこの銅鑼の全貌が作中で見られる機会は、イーペイコウ倒してリーに話しかける前、最後の自由に動ける時しかないっていう。
実際に銅鑼が使われたシーンですら見れませんでした。アングル勿体なさすぎるでしょ…

これを読んで下さっている方でまだ銅鑼の全容を確認されておられない方がいらっしゃったら、周回ついでに確認してみて頂きたいです。
あ、銅鑼こんな感じだったんだ!?全部見せないの勿体ない!ってなります。

じゃあなんで自分は描かなかったのかと言えば、まあ単純に大きさの問題と、「この日数じゃ描けねえよあれは!」ってなったからです。(17日のFA募集告知を見てから書き始めました)
左端(原始)から取り掛かったので、タイムスケジュール的に無理だろと断念しました。

機会があったら描きた…くない!!!
めちゃくちゃ銅鑼の模様が分からな過ぎて苦心しました。なので若干アレンジ入ってます(全体的にそうですが)。
手前のテーブルクロスの金糸模様とか、描きながら「どうせこれ(解消度的に)潰れるのに。馬鹿なんじゃないの。誰だよ描こうと思った奴。馬鹿だよ」と脳内で自分を罵倒してました。馬鹿です。でも、描きたかったんです。それだけです。

因みにリーが座ってる椅子なんですけど、あれの背もたれに描かれている模様、よくよく見ると何かに似てるんですよね。具体的に言うとピュア的な…流石に強引に繋げすぎかなあ。


・幕末編


・おぼろ丸のポーズは(元ネタの)誰がためにからパロディです。マジで1979年版が格好良すぎる。個人的にアニメ史上最高のOPの一つだと思っています。

このポーズをさせたいがために枠外を飛び越えさせました。汚いなさすが忍者きたない
LALファン的にはやっぱりBダッシュですかね。リメイクで走れなくなっちゃったの悲しいですけど。

・なんで最初は屋根の上だけだったのに天守閣描き始めちゃったんだよォ!!(半泣き)
理由:HD-2Dの尾出城が良すぎた。

因みによく見れば分かる事なんですが、(リーの銅鑼や後述のSF編も含め)コピペ等はしてないです。どちらかと言えば模写ですね。
名古屋城などの瓦屋根資料も漁ったので瓦の作りとかはそんなに間違ってないんじゃないかな…装飾は多分間違ってます。アレンジだと思って頂ければ…!

・着物の質感が本当難しすぎて囚われの男だけ3、4回程描き直してます。
・全ED入れてます。
・おぼろ丸の持っている刀は忍者刀と見せかけてヨシユキです(この頃はまだ近江屋事件前になる筈なのでヨシユキも直刀ではない筈ですが、資料と伝わりやすさを重視しました)
カラクリ丸は虚無僧と対消滅しました(言い訳)ので代わりにネズミがお祝いします。例のネタです。多分この後爆発します。
・頭目がログインしました。多分この後爆発します。
・頭目は手持ちに資料がなく、スクショのドットに目を凝らしてもいまいち分からなかったのでハヤテというよりハヤブサに近いです。おのれ尾出院王!
・尾出院王も(下書き通り)天守に登ってます。小さすぎて見えねーよ!




・西部編



・ギタロン難しいよぉ!!!!
楽器とか機械とかが苦手なので、めちゃくちゃ資料漁りました。
・マラカスの装飾は昔の公式デフォルメイラストを参考にしました。
・マッドは石渡先生の絵を参考にしたんですが、ライフルと弾はドットの方では背負ってなかったので敢えて外しました。あ…あえてです!

・O・ディオ、下書きではディオとガトリングのみのつもりだったんです。
リメイクのクレイジーバンチ登場ムービーもめちゃくちゃ良かったのもあります。
が、この時参考資料集めに別パターン回収しながらディオと戦った時、
ディオの断末魔でガトリングの他に「この、クレイジーバンチが…!」という別パターンが用意されていた事に気付き色々と込み上げるものがありまして、「じゃあやっぱディオと14人描かないとな!!」ってなりました。

柴田さんが本当快演すぎる。
大塚さんも古川さんも勿論凄くハマってるんですけど、個人的に西部編のボイス追加で一番感動したのは柴田さんディオでした。
が、まさか戦闘時の敗北セリフにもパターンがあるとは気付かず(ランダムなのか、手下の生き残り数なのか、マッド登場パターンのどれが要因なのかはまだ検証できてないです)、このパターンを知ったからには、ディオ的にはガトリングも勿論自慢ではあるんですけど、やっぱり根源としてクレイジーバンチなんだよな、と。
なので登場シーンの方へ急遽変えました。全員で一つですから。


・現代編(ライバル6人)


・それぞれなるべく現地人(?)ぽさが出るよう意識しました。伝わると良いなあ…まあエイジャは中身日本人だとは思いますが。グレートだし技がムタだし。
(※追記:リメイクのキャラ紹介の所に普通に日本人って書いてありましたね。これは…ムタじゃねーか!)
・ニッコリはざきさんで使おうと思って使えなかったのでエイジャが代わりにやってくれました。悪役レスラーが悪いポーズ取る事すらコンプラ違反ってどうなんだろう…と思いつつまあネタ的に美味しいからいいか!ってなりました。
ナムキャットの装飾えっぐい…
・モーガンの髭をどうするか小一時間ずっと考えてました。
ドットでは健在なんですよね、ヒゲ。でも彼はホーガンではないのでヒゲはなくなりました。コンプライアンス大事(今更)!

・画像統合した時に日勝の肩が溶けてたことに気付かずに出しちゃった…(後悔)
今回このFA解剖をしようと思ったきっかけがこれです。修正しました。


・近未来編
そろそろ締め切り(1日勘違いしてました)が近く焦り始めてます。
リメイク版OSTのブリキ大王(歌あり)とPSYCHOで夜露死苦!!が良い感じにテンション上げてくれました。いやーー本当良いアレンジ。ずっと聴いてられる。



・光ってないブリキ大王Ver.
右肩の方はエイジャたちが被るので若干手抜き感がこれだと分かってしまう…




・そして松のマフラーを素で描き忘れるという大失態。(日勝とこれのおかげで修正を決意しました)
・アキラとカオリちゃんの仲良しぶりを描きたかった。
リメイクでボイスが付いた事で、更にお互いがお互いの事大切に思ってるめちゃくちゃ可愛い兄妹ですよねこの二人。大好きです。
・カオリちゃんのヘアゴムの色は超級!!のCOLOR本が手元になく、(モノクロの方は持ってるんですが、カラーの方が買えませんでした…悔しい…是非再販お願いしたい…)想像で黄色にしました。どうせならお兄ちゃんと色お揃いにしたろ!という老婆心です。

・下書きでは藤兵衛とタロイモの位置が逆だったんですが、リメイクでめちゃくちゃ好きな改変である『いつでもカオリちゃんの傍にいるタロイモ』を考えたら、あ、これ立ち位置逆だわ、となりました。
・松が持ってるのはあくまで合法です。想像図です。有名な元ネタがありますのでそちらからひっぱってきました。
・隠呼大仏(現・御隠呼像)装飾えっぐい…
最初は3人を下に、60000リットル液体人間がぐわ~ってなる感じで入れたかったんですが、御出居様御本尊の不気味さを出したくなりまして。伝わると良いなあ。

御出居様って、ボスの中では特殊ですよね。
昔から思ってたんですが、あくまで隠呼大仏(と液体人間とインコ)を依り代にした、実態がない御出居様。
雲龍和尚が『降臨させたもの』としてのオディオって、一体何なんだ?と。
だからこそと言いますか、得体の知れない恐怖でいえばSF編を超えるんですよね、近未来編。
でも、この時点では決して表面化されていない(3悪の悪辣さと液体人間のエグさが際立っていた)事で、その後ろ暗い正体については何も言及されませんでした。
長年のLALファンの方々から、色々推察がされていたと思うんですが、その答えの一端が、漸くリメイクで明らかになりましたね。
自分も『ああーそうか、やっぱりこれってそういうことなのか』という感じで、溜飲が下がりました。

だからこそ、今回の主役として『隠呼大仏』ではなく『御出居』を強調したくなりました。


・SF編

この辺りから締め切り(1日勘違いして23日だと思ってました)×時間前という事もあってめちゃくちゃ焦ってました。
この時SFC原曲版の方のUnseen Syndromeを流しながら描いていたらめちゃくちゃ捗りました。リメイクアレンジも嫌いではないのですが、迫力というか、不気味さ・ホラーのメリハリが効いてるという感じは個人的に原曲に軍配が上がるかなあ。


・とかいいつつなんでこんなめちゃくちゃアレなのを選んだんだ!言え!(半泣き)
クルーと船長の4人は下書きの時点で描くかどうか非常に迷ってたんですけど、彼等を入れると全体バランス悪いなーとなってこっちにしました。機械苦手な癖に…。
そして何より、コギトエルゴスム号こそがSF編でもあると思っているので…。

マジで、ドッター班の方々全力出し過ぎですよ!!!

描くにあたって初めてまじまじとコギトエルゴスム号全体に細かく目を凝らすことになりましたが、改めて見ると本当ただの貨物船…って感じですよね。
戦艦ほど攻撃的でもなく、旅客機みたいな装飾もなく、居住性<積載性という感じがします。
個人的に、下のアームでドッキングさせているのがベヒーモスのいる倉庫(格納庫)なんだろうなーと思ってます。貨物輸送船ですし、切り離しが出来た方が積み込みしやすそうですし合理的。(個人的な感想です)
この先っぽ手前の部分がコックピットかな?ということは廊下を伝ってでっかい装甲がある部分の中央上らへん位にメインCOMが設置されてるのかしら…?なんて想像しながら描いてたんですが、
そしてこれを描いている時twitterでも軽くこぼしたんですが、対艦砲まで詰んでる…という事に気が付きました。
ベヒーモスが出てくる世界ですから、宇宙海賊とかもいるんでしょうね~きっと。

私は入間人間先生のSF編本を持っていない為詳細が分からないのですが、
どうやってベヒーモスが捕獲されたのか?という時に、この対艦砲とか使って切り離された格納庫の方まで追い立てられたor麻酔銃か何かで眠らせた後に格納庫に収容、その後コギトエルゴスム号本体が上から合流してドッキングしたのかな…と、本体を見ながら想像してました。

いくら伍長とはいえ、流石に一人で運ぶのは無理そうですから前者かなーとか描きながら考えてました。
想像するの、めちゃくちゃ楽しい!

そしてこの全体像が出てる時点で親アンテナの方が飛ばされているんだろう事を考えると、SFCの頃からずっと気になってた謎の爆発(ベヒーモス脱出前の時点の奴です)イベントって、もしかしてデシムがこの対艦砲を潰したとかそんな感じだったんでしょうか。
あの時はまだ、色々散策しても目に見えた部分でどこも壊れてなかったので「何の爆発だったんだろう?」とリメイクでも疑問だったんですよ。
ずっとコンテナが爆発したのかと思ってたんですけど、その時船内での異変は(画面上で)何もないんですよね。
リメイクでもベヒーモス脱出後について、どう見ても爆発っていうよりはベヒーモスが暴れまわったようにしか見えなかったので…。
(ベヒーモスが収容されているコンテナ内に傷がなく扉も綺麗に開いてる事から、デシムが開けた事が確実になりました)

改めてコギトエルゴスム号全体図を見た事によって「もしかして…?」という新たな考察要素が出てくるの本当に凄いなあ。

まあ…描くの…大変でしたが……



・下書きではコーヒーこぼしそうになってるキューブでしたが、急遽花に変更しました。
冷静に考えて、コーヒーこぼしそうになってるキューブを見たらカトゥーは笑うより焦るよなーと思いまして…。カトゥーと伍長には笑って欲しかった、というのが一番の変更理由です。それ以外としては、もうこれ以上は無粋ですね。



・だからさあ。時間がないのにさあ。

7年前にボス集合絵を1度描いた時がありまして、その時はマザーCOMの方を描いたんです。なので、折角だから本体を描きたいなというのが一つありました。

この真ん中のケーブルが血管ぽくて、ただのスパコンじゃなくてちょっと生々しい不気味さがあって良いですよね。これを描きたくて…。

・そしてこれを描いている今この瞬間、操作パネルの中描くのを素で忘れてました。後で上げ直します。

このメインCOMが鎮座する部屋、SFCの白一色なあの無機質な(どこか病棟みたいな)雰囲気もじんわり不気味で好きだったんですが、リメイクの『私がこの船のメインシステム様やぞ!』っていう感じも良いですよね。

気になると言えば、次はOD-11(ウンデキム)になるんでしょうか。
オディが現代にいるから2代続けて大変なことになりそう。
それともODシリーズ自体が廃止になるんでしょうか。まあ、それが可能性としては一番高いですよね。
ただ、個人的にデシムはオルス同様元々は善として動いていたものなので、救済の余地があっても良いと思うんだよなあ。
(元々主人に尽くしていたディオも、選択肢によって良い救済のされ方をしますしね)

真EDのあのシーン、勿論手前のやり取りがめちゃくちゃ可愛すぎるんですけど、背後でも良い調整をされているんだと思いたいです。
というかあれって、カトゥー完治後はまた会社に復帰してる…という認識で良いんでしょうか。それとも伍長も一緒なので事情聴取でしょうか。
それもまた色々考えられて、良いEDですよね。


・中世編
なんかもう色々と切羽詰まってました。
リメイクアレンジ版PUREODIOが最高にいい仕事(尻叩き)をしてくれました。


下書きではアリシアに手を伸ばすオルス、という構図をイメージしてたんですが、やっぱり彼もまた勇者ですから。

残された時間の中で、オルステッドの表情には拘りました。
絶望と、立ち上がる勇気と、どちらにも見えるように…見えたらいいなあ。
もっと表現できるよう頑張ります。


・下書きでは最初、ハッシュとウラヌスは入れないつもりで、ハッシュの立ち位置にストレイボウがいる感じでした。が、描いてる途中でやっぱりこの2人はいないと駄目だよな。と急遽加えました。
・ハッシュが背を向けているのは、自分の中でのハッシュ像として、正面を見据えるような感じではなく背中で語る(また、全てを拒絶している)というイメージがあります。
・対してウラヌスは、どこまでも聖人であるため温和な表情にしています。
中世編で私が一番好きなキャラがウラヌス(と村の子供)なので、まだ村でうららかしているときのイメージです。
・個人的に、ストレイボウの髪はドットでずっと黒髪ワカメ系統だと思ってました。そのイメージが強すぎた。その結果、最初戸愚呂兄っぽくなって途中オーケンっぽくなったのでもう少し西洋人っぽくなるように頑張ったらこうなりました。もし次描く時があったら、その時はちゃんと
ストレートになると思います。
・ボウの表情も、色々と描き直した結果こうなりました。


実は中世編、勿論大好きなんですけど、逆にどう描いていいか分からなくて。
もうストーリーとか全く関係なく全員を笑わせたいというのもあったんですが、中世編に関しては『それでいいのか?』と謎の自問自答が始まりました。

勿論FAだし二次創作だし好きに書けば良いじゃんっていうのは解ってるんですけど、本当に中世編キャラを安易に全員笑わせて良いのか?と。(これはあくまで自分だけの拘りなので、他の方が描かれる幸せなイラストは大好きです。

彼等の辛く苦しい顔は描きたくない。でも、彼等が笑うとしたら、彼等が納得して笑う理由があって欲しい。
特にストレイボウはセリフ改変があったので。たった一文字、されど一文字。
個人的にはSFCの、『いや自分の所為ではあるんだけど、本当にまさか奴があんな風になるなんて、』という自問自答の末だろうあのセリフも好きですが、リメイクでの『ああ、そうか…』とその疑問に終止符を自分で打ったの結論も好きです。

実際、最終編は中世編から数百年を経ている状態という時田さんの回答(何に載っていたかは忘れましたが、多分ネットで探せばこのコメントについて記載されてるものが出てくると思います)からも、ストレイボウは繰り返し繰り返しずっと自問自答を繰り返していたと思ってます。

個人的に、リメイクとSFCそれぞれの最終編の年代、中世編からの『数百年』の中でも時差がありそうだなと思っています。
同じ数百年でも、SFCは、リメイクよりももっと早い時期。
リメイクはもっと時期が遅くなって、オルステッドにも、ストレイボウにも、ある意味での自分を見つめ直すだけの冷静さが生まれたと考えれば割と自分の中で彼のセリフと、その後の展開にも納得がいきまして。

あくまで個人的な感想なので、鼻で笑って下さって大丈夫です。


・時間が足りずに寂しかった背景一部足しました。背景のアレです。
・本当は7欲の食欲と憤怒も入れたかったのですが、まああまり入れ過ぎてもなと。
・正確に言えば、翼と目が描きたかったので、これでいいと思ってます。
アレについては、各々まず自分で消化するべきことだと自分の中では思っているので、描こうという気は一切ありませんでした。
他の方が描かれる分には全く問題ないんですが、少なくとも自分ではどうしても描けませんでした。
代わりにその思いを、オルスの表情に入れたつもりです(絶対伝わってない)



というわけで、こんな感じで各編の頑張った部分でした!
お付き合い頂いてありがとうございます!

LAL、本当にいつまでも大好きです。
もっともっと、好きになる方が増えるといいなあ。


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