LIVE A LIVEについて、過去の思い出と新しい出会い感想⑨SF編(前編・SFC版の思い出)

  ※注意※

このブログはある程度のゲーム用語・知識を理解されている方向け前提で進めております。
全くゲームに興味がない方、触った事などがない方には非常に読みにくい恐れがあります。
また、ネタバレ要素などが含まれる部分がありますので、ご了承の上お読み下されば幸いです。





ライブアライブ今昔比較感想、ラストを飾るのはSF編です。

SF編はですね。

子供の頃、怖くて怖くてたまりませんでした。
プレイするだけなら、正直一番嫌まであった。正直今でも嫌です。

では何故自分の中でめちゃくちゃ感動した近未来編、功夫編をおいてまでこのSF編を一番最後に持ってくるのか。

私はこのSF編のラストが、あまりにも好き過ぎるからです。

自分は子供の頃から割とRPGにおいて、ストーリー性と世界観を重視する傾向にあります。
特にアルティマニアなどに載っている『実はこうなんだよ』というストーリーには出てこない裏設定だったり、開発裏話だったり。
当時のソフトについていた、小さくてちょっと厚い取扱説明書の大体最後に載っている(ドットではない)キャラクターイラストだったり、アイテムや装備などのイラストとかも大好きで大好きで。
そういった説明が公式から補完されている類のものを読み込むのがアホほど好きなんです。

ゲーメストみたいなああいう全力でぶっ飛んでる系も大好きですけど。

とにかくそのゲームの中の世界に、心行くまで浸りたい。
リアルではなく、リアリティを求めるタイプです。


厳密にいえばこの後もLALのゲームとしてはまだまだ続きますが、皆大好き中世編についてもガイドラインに則り、中途半端な事をするよりはここで止めた方がいいなという判断です。

この後についてもめちゃくちゃ語りたい…!!という気持ちは当然、勿論、非常に、あります。

ですが同時に、まだプレイされていない方も目に入る可能性がある以上、長年のファンを自称する身としては絶対に先を口走りたくない

体感するのは、己自身であって欲しい。

そうして乗り越え、最後までプレイされた方々と「良いよね」「良い…」とただコーヒーを飲み合えるような。
そんな
お前はどこから何目線で語っているんだという自問自答を繰り返しつつのラストになります。


以下、本題になります。


SF編。
主人公、キューブ。
キャラクターデザイン:田村由美先生。

キュルルルル、というか、ポリョピロロロロ、みたいなSE音です。

舞台は宇宙輸送船コギトエルゴスム号。

もうこの名前の時点でピンとくる方も多いとは思うんですが、子供の頃にデカルトなんて分かるはずもなし(幕末編では散々歴史偉人好きを謳っていたくせに。基本日本史に傾倒していました)。
それからもう少しして中二病を発症したころにその意味を理解するまで純粋に、なんか変な名前だなーくらいの気持ちで全く気にしておりませんでした。


地球に到着するまであと1週間、というところでクルーの一員、カトゥーが先にコールドスリープから目を覚まします。

カトゥー…加藤…さん…?(漢字はともかく合ってましたね)

そしてカトゥーが作り出した丸くてちんまい、製作者にちょっと似てるメガネをかけたロボット、キューブが完成しました。

当時名前何にしたっけなあ。
キューブではなかった事だけは確かですが、今後もキューブで行きます。

そして、何度話しかけても「おかしいな…」と戸惑うカトゥー。
「え?なにが…?」とこちらはこちらで戸惑うキューブ(私)。

…???

と思いながら、適当にコントローラをカチャカチャさせたら移動できました。
(まだ冒頭の会話中だと思っていたので、移動できることを考えていませんでした。)

そして「動いた動いた!」と喜ぶカトゥー。

あ、そういう事か!と漸く納得する自分と共に話は先へ進みます。

色々と優しく教えてくれるカトゥー、良いですよね。
実際にキューブの生みの親ではありますが、その人柄がセリフから伝わってきます。

そして船内の一員として、メインコンピュータに登録してもらいます。

メイン…マザーCOM…

丁度その頃クロノトリガーもプレイしていた(何ならかなり進んでいた)のでなんとなーーーーく嫌な予感がします。
こういう時、似たような題材があると先に見た方へと印象が結び付きやすいですよね。

そんなメインからは「同じ機械同士仲良くしましょう」と。

あ、え、あ、ハイ!

そして今度はカトゥーからの指示で、乗組員を起こしに行きます。
名前なし予備カプセルに眠る人。
名前ありの乗組員、ヒューイ、カーク、レイチェル。

突然の丸い物体に起こされるも無反応で背を向ける人、寝ぼけるヒューイ。
「なんだ…?」と戸惑うカーク。

全員起こしたところで、カトゥーがキューブを紹介します。
皆それぞれアメリカンな感じですね。
そして一人、めちゃくちゃ態度悪いダース伍長。

どうも気難しそうな人です。やなやつ!

そして皆が起きたらリフレッシュルームに行くことになるんだよ、と説明を受け、
置いてけぼりにされます。

寂しい。

ゴウンゴウン…という機械音しなかく、BGMがないせいか、
余計に置いてかれると寂しい。

リフレッシュ・ルームでは先に各乗員思い思いに過ごしていました。
ピコピコ音(昔のゲーム的表現)が響き、ようやくホッとします。
ヒューイは本を読んでいて、カークはゲームをしていて、隣でその様子を眺めるレイチェル。

おや?「カークとレイチェル、デキてるな!」と子供心にピーンと来ます。
そうしてそれぞれに話しかけてみると、なんとゲームができる。

「お前もやってみるか?」というカークにやるやる~!と二つ返事でプレイします。

CAPTAIN SQUARE
(シュタンシュタンシュタンシュタン…ブゥイイイイイイイン!)

そしてキャプテンスクエア戦闘が始まるわけですが、初回は2、3面くらいで撃沈した記憶があります。
まあ正直バトルよりはストーリーの方が気になっていたので、他の人にも話しかけると。


ヒューイからキューブには何ができるの?と。
うんうん、キューブには何ができるの?

カトゥー曰く、
「今はまだ何もできないけど、これから色々覚えていく」とのこと。
あ、ハイ。覚えます。

というわけで早速、コーヒー淹れることを覚えます。
…これって、ボタン押すだけで良いんじゃ…
シュタッ!コポコポコポ…
のSEが気持ちいい。

「どれどれ…」と味見するヒューイ。「に、苦い…」
まあ、ミルクも砂糖もオプション追加した形跡はありませんからね。

そして皆に配ります。カトゥーにはその調子だと褒めて貰えます。嬉しい!
レイチェルもお礼を言ってくれ、カークには「俺にはこれくらいが丁度いいぜ!」と好評。
楽しい!
伍長に渡すと突然突き飛ばされます。
ヒューイとカトゥーが庇ってくれますが、どうもロボットが嫌いの様子。

やなやつやなやつ!

…とはいえ、ロボットが嫌いであることにも何かしらの理由があるのだろうと思っていたので、実は伍長に対してそこまで嫌悪感はありませんでした。
そういう人(キャラ)もいるよねーくらいです。

それぞれのキャラが段々分かってきました。

そこでテレビ画面に、知らない人が映ります。
どうやら船長のようです。

伍長の件以外では特に問題もなく、ヒューイがカトゥーにベヒーモスを見に行かないか誘います。

え?ベヒーモス?(FF脳)
ベヒーモスいるの?(FF脳的恐怖)

良かったら見においでと誘ってくれますが、
なんでベヒーモスいるんだよ!?エッジが死んじゃう!!!(別のトラウマ)

と、いうわけで、恐る恐る1Fにエレベータで降りると、格納庫的なところに二人がいて、エメラルドグリーン(?)色の生き物が部屋に入っています。
あれ?思ってたの(紫)とはだいぶ違うな…(当たり前)
と思いつつ二人に話を聞いてみると、綺麗だろと、でも凄く危ないんだと。
いや、だって、そりゃベヒーモスだもの。(FFから離れられない)

そして伍長に「見ても構わんけどむやみに弄るな」と叱られます。
そうだそうだ。カウンター喰らったらどうする。(以下略)

レイチェルから通信が入り、ヒューイたちに急いでコックピットに来て欲しいと。
また置いてけぼりにされます。
折角なので色々見て回ろう…と思い、そのまま1階エアロックへ。
画面を押すとボタンと1、2があります。

なんだろこれーと思いながら1を押してみると。
外のドアがガー、と開きます。
へー、外開くんだなーと思いながら、そのまま続けてボタン2を押します。
瞬間。手前のドアが開き、地響きと共にキューブが強制的にガンッと壁に引き寄せられます。

え、え、何何何何何何怖い!!!!!

そのまま、…キューブも抵抗するかのようにするんですが、くるくると回りながら吸い込まれ外へ強制的に放り出されます。

そのままゲームオーバー。
画面にはグチャグチャに壊れたキューブの絵。
こわっ……こわあぁ…っ

当時、宇宙空間が真空状態で無重力だという事は知っていました。
ですが、エアロックのニ重仕様までは分かりませんでした。

ここで初めて宇宙空間に居るんだという実感が湧くと同時に、
エアロックの存在(仕様の理解まではせずともこうなったらこうなるよ)を学習しました。

え、めちゃくちゃリアルぅ…

この時、この演出があまりに怖くてその日はSF編に触れませんでした。
別日に回して、気を取り直してやり直します。

二度とエアロックなんか行くもんか。
折角なので色々見て回ります。(2度目)
3Fの一番奥にキューブと同じ物体が。

えっ……こわっ…何コワ…

恐る恐る調べたら、電源は入ってないらしい。
最初にカトゥーの部屋で調べた時にプロトタイプが出来たという日記があったので、恐らくそれだろうと思い至る(キューブで3体目)んですが、
えっ……なんでカトゥーの部屋じゃなくてこんなとこに置かれてるの…?他のもう1体は…?

と不安になりつつコックピットへ。
そして、何やらアンテナの調子がおかしいという事でカークとカトゥーが様子を見に行くことに。
レイチェルが「ヒューイと二人っきりになることはないと思ってたのに…
」と、なんだか気まずい様子。

この二人はこの二人でなんかあったんか。
子供心に、何となくやだなぁ…この雰囲気…と思っているとカークに異変が。
えー!?なんだよもう、やだなあ…。という気持ちしかありませんでした。

行くもんかと誓った矢先に向かわされるエアロック。
まあ、今回は他の人もいるし…。
何のかんのありつつ、頑張って皆にコーヒー配るキューブ。絶対に受け取って貰えない伍長。
コーヒー冷めちゃう…

そして遺品整理している皆をおいて徘徊すると、医務室からアレが消えてるし。(マジでヒェッてなった)

そしてレイチェルの暴走。(マジでヒェッてなったPart.2)
モニターの表示がもう怪しい怪しい。
どこからどう考えても誘導でしかない。

更には追い打ちをかけるように、皆も冷静でもいられない状況がやってきます。
そう、ベヒーモス脱走です。
因みに貨物室でうろついてる時に、まず当たりに行ってやられたクチです。(散々ベヒーモス怖いとか言っておきながら、確認せずにはおれませんでした)

やはりベヒーモスは姿や媒体が変わってもベヒーモス。
しかもこちらは問答無用です。

一瞬でエアロック並みの恐怖を学習した私は急いで(外に出ようとしているレイチェルを止める人たちに)知らせに行きます。

その一瞬のスキを取られ、エアロック解放するレイチェル。

おいバカやめろォ!!こっちは何かを掴む手がないんだぞ!!(トラウマ再来)

しかし他の人たちのおかげで何とか事をなきを得るんですが…
咄嗟にカトゥーが身を挺してキューブを守る姿勢にめちゃくちゃキュンときました。
カトゥーお前…お前えぇ!!!!

お前は人間で、こっちはロボットなんだぞ!
余りの状況下だから作中の誰も追及してないけど、宇宙服も命綱もない状態で、下手したらお前ごと宇宙に放り出されてたんだぞ!

何考えてんだこの馬鹿野郎!好き!!

徹頭徹尾温和で皆にも…特にキューブには常に優しくて、「カトゥーが死んだら正直ショックで立ち直れない…」と思いつつ。
とにかくベヒーモスも脱走してますからね。


「なに それは本当かね!?それは…気の毒に…」
「なに それは本当かね!?それは…気の毒に…」
「なに それは本当かね!?それは…気の毒に…」

もうやだぁ怖いぃ(しかしコントローラはしっかり握りしめる小学生)
正直、誰が犯人なのかとかどうでもよかったというか、乗員誰も犯人じゃないと思っていました。
クロノトリガーを先にやっていたせいで一番最初にこれ「絶対マザーPCだろこれ」という先入観(身も蓋もないんですけどこれがめちゃくちゃ大きかった)があったのと、それぞれのキャラのセリフ(会話・独り言・日記等)を聞いていくと、確かに険悪ではある様子でしたがどう考えても、誰も事件を起こすほどの動機までには至らないんですよね。というかここまで事件に対するメリットがなさすぎて。(殺人を損得で考える小学生も嫌だなあ…)

消去法で言うなら一切表に出てこない船長が怪しい…?とは一応なりましたが、この時点で「あ、これもうすでに死んでるやつだ…」と直感が先に来ました。

こういう、時間操作アリバイ的なトリックは結構よく目にしていたので。
当時もコナン・金田一に限らず推理トリックものは漫画・アニメ・ドラマ問わずめちゃくちゃ人気でしたからね。銀狼怪奇ファイルも好きでした。

そう考えると、動機はともかく全員に何かしらができるのはどう考えてもマザーCOMしかおらんと。

宇宙服の仕込み操作(は物理的に人でも可能ですが、当時カークと一緒にカトゥーが同行している以上、不審な点を出さないという意味で最低でもヒューイには犯行不可)、レイチェルを精神的に追い込むのも、ベヒーモスを逃がすのも、全部システムを介してでしかできない事ですしね。

…あれ?今改めて書いてて、そう考えてみるとカトゥー(次点で船長・ヒューイ)めちゃくちゃハウダニットとしては一番犯人に結び付きやすいですね…。あれぇ…?

まあ当時のこの推測は先にマザーCOMが犯人だと考えて逆算していた事に加え、画面情報以上に乗員たちを良く見ていたせいもあります。(ここ滅茶苦茶大事です)

とはいえ、レイチェルを庇ったヒューイがベヒーモスにやられ、レイチェルも重症。

2人をコールドスリープに運ぶ間にカトゥーから船長室のパスワードを聞くよう頼まれます。
多分手遅れだと思うけどなあ…。

…教えてくれるかなあ?
…教えてくれました。間違いないそうです。

そしてコールドスリープ室にベヒーモスウワアアアアアアアアアア!!!!(マジでヒェッてなったPart.3)
…を急いで避けて報告。
皆で船長室へ。置いてかれなかった。良かった。

しかしパスワードを入力しても船長室は開かない。
ほらやっぱり嘘だったじゃん!!やっぱり嘘だったじゃん!!(でも嘘じゃなかったんだよなぁ…)

しかしメカニックパワーで物理的にドアを開け、キューブにパワージャッキを預けます。
(当時ジャッキの存在を知らなかったので、なんかこうスタンガン的なものを想像していました。ブブブブ…って音してたし…)

そして船長の所在を確認。
やぁっぱりね…。

ここにきて伍長が、犯人はカトゥーだと断定します。
まあ伍長からすれば動機もありませんし、残された一人を当然疑いますよね。

一方で、カトゥーはショックとパニックで色々冷静ではないという事はあるかと思いますが、あなたに僕たちの何がわかるんだ、確かに皆仲が良かったわけじゃない、でも人を殺すような人たちじゃない!と自分の感情を吐露し、背を向いて泣きだします。

カトゥーは皆の事が好きだったんですよね。そして、伍長を疑う様子もない。
心の底から「本当になんでこんなことになってしまったんだろう、誰か教えてくれ」という感じでした。
大丈夫カトゥー、私は信じてる。犯人はマザーCOMだよ(断定)。

そして自由になったところでまず船長室の記録を調べると、船長がどういう亡くなり方をされたのかが判明します。えっぐい…。

そして何故か警報が起きている部屋が

中で警報が鳴ってるから調べてください!との事。なんで?
メインコンピュータだったら原因知ってるんじゃないの?空調がおかしいとかさあ!まずどういうエラーか説明しろよ!!と、
完全にメインに不審しかありませんでした。

ので入ってみたら伍長の部屋。特に異常なし。
そこで軍事通達を読みます。

詳しく観察、記録すること。
人体に影響があった場合も記録すること。
また、何があってもに地球に輸送する事。

最悪の場合、ある程度の人命の損失もやむなし。

……別に何もおかしいこと書いてなくない?(ガチでこれについて当時何の疑いも起きませんでした)
損失が止む得ない場合って言うのは、あくまで「最悪の場合」であって。
これが例えば「適当な人物を被験者として極秘裏に実験に使う事」とか書いてあれば伍長一発アウトー!ってなるんですが、人体に何らかの影響があった場合に記録する事と、大事なのは「絶対生かして輸送しろ」なので、=「伍長がベヒーモスを解放する」ことには繋がりませんでした。
伍長の今までの言動・ベヒーモス解放後の行動から考えても、ベヒーモスに加担しているわけでもない(マッドサイエンティストのように、こいつを使って実験してやろう!といった類でもない)し、カークの件に関しては猶更無関係だと判明します。あれ、ベヒーモス関係ないし。

これを読んだところで一体何の関係が?となりました。
しかし、異常警報は鳴りやみます。

あー、これ誘導されてるなあ…と思いつつカトゥーに報告すると。
誰が犯人なのかという?という決定的な証拠を持っていなかったカトゥーにはクリティカルヒットしました。

「おかしいと思ったんだ!なんで民間の輸送船つかうのかって!」

え?あっ…そういえば!!!(忘れていた)
これ、ただの宇宙船ではなく、民間輸送船でした。

それに関してはマジでそうだわ。

そして勝手に部屋に入ったと怒る伍長。

それに関してもマジでそうだわ。

という訳で、カトゥーがキューブを連れて逃げようとしたとき。
ベヒーモスウワアアアアアアアアアアアアアアア!!!!マジでヒェッてなったPart.4)

ゲームオーバーかと思いましたが、カトゥーと分断されます。
1回は耐えられるんじゃんお前!!!(そうじゃない)
伍長がカトゥーの後ろに詰め寄りますが、もう完全に伍長は犯人じゃないと自分の中で断定していたので、何一つ心配はしてませんでした。

寧ろゲームオーバーじゃなかったことで、突進されたのがカトゥーじゃなかった方にめちゃくちゃ安心しました。

その為、「早く2人に合流しなきゃ!」という一心だったのですが、
ここで普通に下に戻ろうとしてベヒーモスにやられるという究極のアホを晒します。

そりゃいるよね。
2回目、上でジャッキを使って開ける事を覚え、とりあえず脱出します。

が、どこへ行けばいいのかわからない。
めちゃくちゃ迷います。
とりあえず合流するために2階(ベヒーモスがいない所)を徘徊するも、どこにもいない。
端末室を調べると、「私も2人をモニターで探してるけど見つからないしベヒーモスに注意してね!」とか言い出す始末。

ほんとかぁ?この船にモニターで見れない所なんてあるのかぁ?
仕方がないので3Fに。メインコンピュータを調べると、「無駄な抵抗はやめろ、この船は私が掌握している」と。

お前どういう立ち位置なん…?


仕方なくそのまま下のエレベータから貨物室に行こうとすると、急に目の前でガスが吹いて行く手を塞がれ、邪魔をされます。
勿論死にました。もしかして、このガスで船長も…。
2回目はダッシュ(幕末編で触れるの忘れてたんですが、SFCにはダッシュボタンがありました)でギリギリ駆け抜けることに成功。

1階の貨物室からベヒーモスウワアアアアアアアアアアアアアアア!!!!(やっぱりねー!)
この辺りでなんとなく、「キューブが行かなきゃいけない所にベヒーモスがいる」と察してきたので、あ、貨物室通り抜けないといけないのか…と避けて通り抜けます。

コックピットにもいない。あれー?
という訳でもう一度2階に戻ります。
すると今度はコールドスリープ室で異常を確認し…

そういえば、レイチェルはまだ生きてるんだったという事を忘れていました。
先に進むと、キューブに似た何かがどこかへ向かっています。

え!?とまず端末室に向かうも、もはや黙秘権を行使。
本性出しやがったな。

そして足早に去っていく偽キューブの後を追うとカトゥーの部屋。
倒れているカトゥーと偽キューブ。
カトゥー!!おい馬鹿それはマジでやめろ!!!

キューブ二つが揃ったところで伍長も登場。
「こ、これはどういうことだ!」

そういうことです。
どっちがどっちだか判別つかない伍長に銃を向けられますが、カトゥーが息絶え絶えに「本物のキューブならそんなことしない」と。

カトゥー生きてたぁああ良かったあああああ!!!!!(予断を許しませんが)

偽キューブを捕まえようとすると余計ごちゃごちゃになります。
あーあー。
と、言う訳で、カトゥーとキューブにしか分からない秘密の合言葉(合言葉ではない)を告げ、偽キューブを伍長が倒します。

ここで判明する真犯人と共に、今までの不審な時に流れていたBGMにメロディが付きます。
この演出がめちゃくちゃ怖い。

伍長がカトゥーに尋ると、カトゥーが詳細を教えてくれます。
そして伍長と2人、協力して真犯人に対抗するべくマンパワー(実質伍長の力)で頑張ります。

え…カトゥー一人にして大丈夫…?(船長と自分とレイチェルの件を思い出す)

メインCOMもロックされ、下手に弄ると船ごとおじゃん。
仕方ないのでもっかいカトゥーにどうすれば良いか知恵を借りに行きます。

カトゥーは自分も怪我をしているのに、キューブの心配をしてくれる。
カトゥーお前えええ!!!

その後気絶するんですが、マジで死んだかと思って心底安心しました。

忘れた頃にベヒーモスウワアアアアアアアアアア!
大体殆ど全部のベヒーモスに引っかかった記憶があります。

何とか伍長の元へ戻り、二手に分かれてPCに潜り込めるところを探します。
まあ、思い当たる箇所と言えば2カ所ですよね。

通信ユニットを渡し、こまめに連絡をくれます。

めちゃくちゃ安心感あるぅ…

端末室には伍長がいました。あ、ここじゃないんですね。
とすればあとはもう一か所しかない。
そして見事伍長と連携し、メインCPU接続に成功します。



伍長~!!!

伍長おおおおおおおお!!!!!!!

伍長ぉぉおおおおおおおおおおおおおおおお!!?

伍長オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!


プレイされた方には多分伝わって下さるだろう伍長4段活用です。
そしてゾクッとする恐怖演出と共にBOSS戦へ。


無事BOSSを撃退したキューブ。
BOSSのホワイダニットが明かされます。
船が直り、自動運転に切り替わります。
同時に伍長が帰ってきます。

伍長おおおーーーーーー生きてたあああああああーーーー…

そして、伍長が何故機械が嫌いなのか、その原因を教えてくれます。
怪我してるのに、キューブを椅子に座らせて。

そして船を降りる前にお前の淹れたコーヒーを飲みたいな…、と笑う伍長。



伍長…伍長、ごめんなさい…

ゲームのシステム上、コーヒーひとつずつしか持てなくて…

その…

最後に渡そうとしたときの…

あの時からずっと持ってるコーヒーしか…渡せなくて…


…間違いなく冷めてる…


しかしそんなコーヒーでも、伍長は飲んでくれます。

そしてSF編を代表する、自分の中でLALで最も心に沁みたセリフを告げてくれます。

子供心にダース伍長と、彼のこの最後のセリフがあまりに好きすぎて。


不穏と不安と猜疑心と、重々しい展開。
何度も何度もめちゃくちゃ怖い思いをして。

SF編、ほんの数ピクセルのドットなのに、めちゃくちゃ怖いんですよ。
本当、プレイするのは毎回気が重いし怖いし展開見るのも辛いしベヒーモスも怖いしメインCOMも怖いし何から何まで本当怖いんですけど。

伍長とコーヒーを飲むその一瞬を、そのセリフと共に味わうために、何度もプレイしました。

マジで伍長、格好良すぎる。
LAL全編通して自分が一番好きなキャラです。


その後、コーヒーを渡す前に最後、色々調べられることを後で知り。
最後まで色々「ああ…」と考えさせられる捕捉だらけで。

そういった捕捉と共に、次回リメイク編の感想と共にLAL感想を締めたいと思います。
本当に最後まで上手く纏められなくてすみません…。




©1994, 2022 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
CHARACTER DESIGN
© 1994, 2022 SQUARE ENIX CO., LTD.
© 1994, SHOGAKUKAN Inc.
Gosho Aoyama, Yoshihide Fujiwara, Osamu Ishiwata, Yoshinori Kobayashi, Ryouji Minagawa, Kazuhiko Shimamoto, Yumi Tamura
記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。

コメント